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皆さんこんにちは!
沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っている
尚愛興業、更新担当の富山です。
型枠工事は、現場の中でも特に事故のリスクが高い作業のひとつです。
重たい資材を扱い、高い場所で作業することも多いため、ちょっとした油断が大きな事故につながってしまいます。
だからこそ、安全管理はどんなときでも最優先。職人たちは「安全第一」を合言葉に、日々の作業に臨んでいます。
転落事故
壁や柱の型枠を組むときは足場の上で作業することが多く、バランスを崩せば一瞬で落下してしまいます。
資材の落下・挟まれ
鋼製型枠やベニヤ板は重量があり、落下すれば大事故に。さらに組み立て中に資材の間に挟まれる危険もあります。
支保工の倒壊
支保工の設置が甘いと、コンクリートを流し込んだ際の重さに耐えられず、倒壊する可能性があります。
保護具の徹底
ヘルメット・安全靴・安全帯の着用は基本。特に高所では二重に安全帯をかけることもあります。
支保工の入念な点検
コンクリート打設前には必ずぐらつきや不具合をチェックし、少しでも不安があればやり直します。
声掛けと合図
クレーンで資材を吊り込むときは、指揮をする人を一人に決め、手信号や声掛けで全員が動きを把握します。これが事故防止の決め手です。
朝礼での危険予知(KY活動)
「今日の作業でどんな危険がありそうか」をみんなで出し合い、全員が意識を持って作業に臨みます。
新人教育
若手の作業員には、先輩が実際の事故例を交えながら「どんなときに危ないのか」を教えます。
安全パトロール
現場監督が巡回し、危険な場所や行動をその場で注意。小さな改善の積み重ねで事故を未然に防いでいます。
最近は、ICTやAIを活用した安全対策も増えてきました。
ウェアラブル端末で作業員の位置や体調を管理し、危険区域に入ると警告が出る仕組み。
ドローンを使った高所の点検。
AIカメラが危険な行動を自動で検知し、管理者に知らせるシステム。
また、軽量の型枠材やユニット化された工法も増え、作業そのものの安全性が高まってきています。
型枠工事はリスクの多い作業ですが、しっかりとした安全対策を徹底することで事故は防げます。
保護具の着用、支保工の点検、声掛けと合図の徹底――これらは一見当たり前のようですが、その「当たり前」を毎日守り抜くことが命を守ることにつながります。
さらに新しい技術を積極的に取り入れることで、未来の現場はもっと安全になっていくでしょう。
次回もお楽しみに!
尚愛興業は沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っております。
お気軽にお問い合わせください。