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第13回型枠工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っている

尚愛興業、更新担当の富山です。

 

 

 

型枠工事のやりがいとは?~技と誇りが支える“建築の土台”~

 

 

今回は、建設現場の最前線で活躍する「型枠工事」の“やりがい”についてご紹介します。

私たちの仕事は、建物の骨格を形づくる極めて重要な役割を担っており、一見すると地味に見えるかもしれませんが、その中には深い満足感と誇りが詰まっています。


■ すべての構造物に「最初に」関わる誇り

 

型枠工事は、建物の基礎や柱、梁、壁、階段など、鉄筋コンクリート構造の“かたち”を作るための「枠=型」を設計・加工・組立て・解体する仕事です。


つまり、建設の初期段階で最も重要な“構造の型”を私たちが作ることで、その後の工程がスムーズに進むのです。

橋、トンネル、マンション、高層ビル、学校、病院……すべての構造物の根幹に、型枠工の手仕事が生きています。

自分の仕事が直接、人々の生活や街の景観を支えていると思うと、「ただの工事」ではなく「未来を築く仕事」として誇りを持てるのです。


■ 「見えなくなる仕事」だからこそ、真価が問われる

 

型枠は、コンクリートが固まった後に取り外すため、完成時にはほとんど残りません。


しかし、型枠がなければコンクリートは形にならず、建物の構造を保つこともできません。

つまり、最終的に見えなくなるからこそ、“絶対にミスが許されない仕事”でもあります。


正確な寸法で組まれているか。水平・垂直が保たれているか。

漏れやすい箇所はないか――数ミリのズレが、後の工程や安全性に大きく影響するからです。

誰かに「見せる」ためではなく、「使う人の命を支える」ために全力を尽くす。

この責任感の重さが、型枠工のやりがいの源です。


■ 図面を“形”にする達成感

 

型枠工事では、建築設計図を読み取り、現場の寸法や条件に合わせて型枠を作っていきます。


場合によっては現場ごとに微調整や工夫を要するため、現場監督や設計担当者と綿密に打ち合わせをしながら、臨機応変に対応する必要があります。

現場での判断力と創意工夫が求められる分、完成した時の達成感は大きなものになります。


図面だけでは想像しにくかった建物が、実際に形となって立ち上がる瞬間。

自分の頭と手でつくりあげた構造物が、街の一部となり、未来へと残っていく――これ以上の充実感は、なかなか味わえません。


■ 仲間とともに現場を築き上げる一体感

 

型枠工事は、1人で黙々と作業するわけではありません。


重い材料の運搬、枠の組み立て、締め付け、微調整など、どれも複数人で協力しなければ成り立たない作業ばかりです。

だからこそ、現場では強いチームワークと信頼関係が生まれます。

「今日はあのスラブ(床)を完成させるぞ!」「ここの型枠、いい仕上がりになったな」
そんな声を交わしながら1日を終える頃には、仲間との連帯感がぐっと強くなっています。

完成時にチーム全員で眺める型枠の“作品”には、言葉にできない達成感があり、その瞬間こそが、この仕事をしていて一番のやりがいかもしれません。

 

 

 

次回もお楽しみに!

沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っております。

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