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第14回型枠工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っている

尚愛興業、更新担当の富山です。

 

 

 

型枠工事の魅力とは?~隠れた技術と職人の誇りが光る仕事~

前回の記事では、型枠工事の“やりがい”についてご紹介しました。

今回はさらに一歩踏み込んで、「この仕事ならではの魅力」についてお伝えします。

建設業界に数ある職種の中でも、“縁の下の力持ち”とも言える型枠工事。

その知られざる魅力を、現場のリアルと一般的な市場での例を基にご紹介しましょう。


■ 「形あるものを生み出す」創造性の高さ

 

型枠工事の最大の魅力は、何もない場所に自らの手で「かたち」を生み出すことにあります。


加工された木材やパネルを現場で組み合わせ、幾何学的な構造物をゼロからつくりあげていく――この“ものづくりの原点”とも言える作業は、非常にクリエイティブで奥深い仕事です。

また、工期や天候、現場の環境によって毎回同じというわけではなく、現場ごとに違う工夫や調整が必要です。

毎現場が一つの作品であり、そのつど新しい挑戦と成長が待っています。


■ 技術が“未来”につながる職種

 

型枠工事は、時代とともに進化し続ける職種です。

昔ながらの木製型枠に加え、現在ではパネル型枠、樹脂型枠、金属型枠なども登場し、工法も日々進化しています。

さらに近年では、CAD図面や3Dシミュレーションを活用した型枠設計も増えており、ITと技術の融合によって、より精度の高い施工が求められています。

現場経験と設計技術の両方を兼ね備えた型枠職人は、将来的に施工管理・設計部門などへとキャリアの幅を広げることも可能です。

職人としての技術が、未来を切り拓く力にもなります。


■ 仕上がりの美しさにも関われる

 

コンクリート打設後の「仕上がりの表面」は、型枠の出来栄えに大きく左右されます。


特に最近は、「打ちっぱなしコンクリート仕上げ」が内装・外装にそのまま使われるケースも多く、型枠の“精度”と“丁寧さ”がそのまま完成のクオリティに直結します。

つまり、型枠工は建物の“美観”にも影響を与える重要な役割を担っているのです。


目立たない仕事ではありますが、「プロの技が建物の質を決める」という誇りが、何よりのモチベーションとなります。


■ 若い世代でも早くから評価される

 

型枠工事は、学歴や資格よりも「現場力」や「実行力」が重視される世界。

やる気さえあれば、10代や20代の若手でもしっかり活躍でき、成果が目に見えてわかる仕事です。

また、手に職がつきやすい職種であるため、「将来食いっぱぐれない」「独立を目指せる」「施工管理者や親方にステップアップできる」といった将来性の広さも、大きな魅力のひとつです。


■ 最後に:静かに社会を支える“型枠の力”

 

型枠工事は、まさに“縁の下のプロフェッショナル”。


目立たずとも、社会のインフラや人々の暮らしの安全を、確かな技術で支えています。

完成後に型枠が外されたとしても、その形を生み出した“技”と“努力”は、コンクリートの中にずっと残り続けるのです。


その事実に気づいたとき、この仕事の価値と深み、そして魅力の大きさを改めて感じることができるはずです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

沖縄市を拠点に沖縄県内で型枠解体工事を行っております。

お問い合わせはこちらから!

 

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